わたしとあなたのありのまま ‥2‥
冬以を二階の自分の部屋まで案内してから、すぐに一階のキッチンへと下り、宣言したとおりジュースとお菓子を用意して、再び戻った。
冬以は、ベッドと座卓の間に胡坐をかいて座り、落ち着かない様子で部屋のあちらこちらに視線を彷徨わせていた。
座卓の上に、持って来たそれをお盆ごとのせ、冬以の隣にベッドの側面にもたれるようにして腰を落とした。
膝を折って胸に抱え、隣の冬以を見上げると、冬以もこちらを見下ろして、ホッとしたように笑った。
それから――
私たちはお菓子を摘まみながら、色々な話をした。
本当に、どうでもいいような話ばかりだったけれど、お互いのことを何も知らない私たちの会話は尽きることがなく。
そして、とても楽しかった。