わたしとあなたのありのまま ‥2‥
冬以とは、波長が合うというか。
とにかく話が上手で、冬以は日常のなんでもない出来事などを面白おかしく話してくれる。
それでいて、やっぱりどこか大人で。
冬以の考え方や物事の捉え方に、なるほど~、なんて感心してしまったり。
冬以が、ポテチばかりを好んで食べて、もう一つ用意した、個包装のちょっとお高いクッキーには一切手を付けてくれないので、
「これも美味しんだよ」
と、手渡そうと差し出すと、冬以は「いらない」とキッパリ言い、開いた手でグッと押し返された。
うん、意外に冬以は何でもハッキリと言う性分らしい。
気持ち良く断られ、不快ではなかったけれど、私のお節介心が燃え上がってしまったのだろうか、
「本当に美味しんだって。
しっとりしてて。
モサモサしてないよ、ねぇ食べてみて」
わざわざ包装を破いて中身を出し、それを冬以の口元へと持って行った。