甘く、甘い、二人の時間
「お待たせ。」
俺を見つけて、小走りで来るあたりが菫の可愛いところ。
そんなだから、つい笑顔になる。
「大丈夫、大して待ってないから。」
その可愛い彼女の頭をよしよしと撫でる。
すると、菫は嬉しそうに微笑む。
「さて、ちょっと付き合って?」
「うん、どこ行くの?」
なんて聞き返しながら、無邪気に腕を絡ませてくる。
「携帯、変えようと思うんだ。」
冷静に答えながらも、ニヤツク顔を必死に抑える。