甘く、甘い、二人の時間

それは、つまり。



一緒に住みたいって事。





頭が理解すると、ついにやにやと口角が上がってしまう。





大丈夫。


勿論俺もそのつもり。



今はスマホだけど、近い将来には指輪をお揃いにしよう。







「――菫、終った?」


「……え?もう少し――あ…」



コーヒーは取り止め。



「…ちょっと、拓海。…駄目…。」



スマホに夢中の可愛い菫の首筋にキスを落とし、綺麗な内腿に手を這わせる。

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