甘く、甘い、二人の時間

それから白い脚を少しずつ開き、甘噛みしながら耳元で囁く。




「……早く終わらせて、キスさせて?」

「…///」





そんな言葉で真っ赤になる菫は本当に可愛いから、つい――。




ソファに押し倒し、濃紺なキスをしてしまう。






「――ん、拓海。」




何度も角度を変えては舌を絡ませ、菫の思考力を奪って行く。


力の抜けた脚を開き、スカートの中に手を入れる。




すると、一瞬菫の身体がぴくりと跳ね

嫌々と首を振る。


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