‡3姉妹の恋‡【幸せになりたい私たち】

駅前のカフェへ急ぎ
ガラス越しに、健一郎の姿を見つけた


iPadで、なにか真剣に見てるから
全く気付かないので
カフェの中に入り
傍まで行き、すぐ隣に座った


「なーに真剣に見てるの?」


「あっ…二実華か…」


私の方を向き、少し疲れた顔を
隠すように笑顔を向けた


「なにか、あったの?」


健一郎の顔を横から覗き込む


すると、私の視線を遮るように
キスをしてきた


「…っ!!」


「ははっ、なんだその顔っ」

突然のことだったので
そのまま固まってしまっていた…


「いつまでそんな顔してるんだ?
おいてくぞっ!」


私の反応を笑いながら
椅子にかけてあったジャケットを持ち
出口へと向かうので
立ち上がり
小走りで後ろを追いかけた





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