《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
だから、



「――あたしは、洸さんに
ついてくって決めたんで。

だから単に任せるとかじゃ
ないけど……本当に、洸さんの
考えてるとおりでいいかなって
思います」



洸さんがもっと付き人の経験が
必要だって言うならそうなん
だろうし、時期がくれば、
ちゃんと次のステップに
進んでくれるんだろう。



あたしはもう、それを信じる。



あんなにモデルとして
素晴らしい輝きを発してる
洸さんの思うことなら、
間違いないって思えるから。



「はぁ〜……」


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