《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜
「洸から聞いてるわね?

今日からあたしがあなたの
専属トレーナーとして、
モデルになるための基礎を
レッスンするわ。

スパルタだけど、腕はいい
から信用してちょうだい!」



「え、えぇっ……」



ス、スパルタなの?

あたしド素人なのに、
ついていけるかなぁ……。



ちょっとたじろいでたら、
エミルさんはキリッとした
眉を少しだけ下げて、



「そんな顔しなくても大丈夫。

洸が言ってたわよ。
あなたは頑張り屋さんだから、
きっとあたしのレッスンも
ちゃんと乗り越えられるって」


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