ヒマワリ〜君と過ごした半年間〜
キキッ――――――
山を登って少し開けた場所で優は車を停めた
「ここ?」
「おぅ。」
それだけ言って車を降りた優が助手席側のドアを開けて、あたしの手をひいた
少し歩いた先には
「凄い…綺麗―――…」
キラキラ光る夜景が広がっている。
「だろっ?でも俺が好きなんは夜景より上の方なんや。」
「上?」
上を見上げると
沢山の星たちと真ん中に
月が浮かんでいた
「上って星とか月の事?」
「おぅ。月は夜景よりずっと遠い所にあるのに、こんなにも大きくて明るくてなんか凄くね?」
「太陽は眩しくて見てられないけど月の光なら眺めていられるし、なんか癒されん?」
そう言って見上げる優の顔が
なんだか少し切なげで
あたしも同じように
夜空を見上げた――――