ヒマワリ〜君と過ごした半年間〜
コンコンコン♪♪
呼び鈴が故障した
まゆの家のドアをたたく
「はぃはぁぃ」
と、出てきたのは
まゆのおばぁチャン
まゆの家は母子家庭で
母親と母親の両親とまゆと弟の
5人家族。
仕事でお母さんと
お爺ちゃんが留守で
中学生の弟はもちろん学校。
まゆのおばぁチャンは
優しくて、たまに厳しいけれど、あたしは大好きだ。
「おばぁチャンおはよ♪」
おばぁチャンは、あたしのおでこをパシッと軽く叩いて
「これっ奈々もちゃんと学校に行かんか!繭も奈々もさぼってばっかりじゃ賢くなれんで?」
と諭すように言った。
「も〜分かってるって!じゃぁ、あたし達出掛けるから」
と、まゆが準備をして
奥から出てきた。
「じゃぁ、おばぁチャンまたね」
挨拶をしてまゆと家を出る。
「も〜まじウザィ!ほっとけよって感じ!」
まゆはそう言いながら
アパートの階段をだるそうに下る
「そぅ?いいおばぁチャンぢゃん!あたしは好きだなぁ。」
「え〜!!ありえない!奈々は家族じゃないからそんな事がいえるんだょ。マジでウザィからっ!!」