ヒマワリ〜君と過ごした半年間〜



コンコンコン♪♪


呼び鈴が故障した
まゆの家のドアをたたく





「はぃはぁぃ」



と、出てきたのは
まゆのおばぁチャン


まゆの家は母子家庭で
母親と母親の両親とまゆと弟の
5人家族。


仕事でお母さんと
お爺ちゃんが留守で
中学生の弟はもちろん学校。


まゆのおばぁチャンは
優しくて、たまに厳しいけれど、あたしは大好きだ。




「おばぁチャンおはよ♪」



おばぁチャンは、あたしのおでこをパシッと軽く叩いて


「これっ奈々もちゃんと学校に行かんか!繭も奈々もさぼってばっかりじゃ賢くなれんで?」




と諭すように言った。





「も〜分かってるって!じゃぁ、あたし達出掛けるから」

と、まゆが準備をして
奥から出てきた。




「じゃぁ、おばぁチャンまたね」


挨拶をしてまゆと家を出る。



「も〜まじウザィ!ほっとけよって感じ!」



まゆはそう言いながら
アパートの階段をだるそうに下る



「そぅ?いいおばぁチャンぢゃん!あたしは好きだなぁ。」



「え〜!!ありえない!奈々は家族じゃないからそんな事がいえるんだょ。マジでウザィからっ!!」




< 59 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop