LOVE LOVE LOVE
私は日々の学校生活が楽しかった。
バイトも充実していた。
そして定休日に店長とふたりで
遊びにいくことになった。
ちょうどその日学校が午前中だけだった。
店長はもう社会人、いわゆる大人の男だ。
車で迎えにきてくれた。
「店長ーっ、お迎えありがとう!」
「まあ大人の男だからな。」
「店長も大人なんですね(笑)」
「失礼な(笑)」
笑い声が耐えなかった。
まず遊園地行って遊びほうけた後
夜景見に連れてってくれた。
「うわー、めっちゃ綺麗!
よくこんなとこ知ってたんだね」
「おう、まあな。
俺ここ大好きなんだ。」
「私も今大好きになった!」
「なら良かった!」
にこって笑う店長を見ると
かっこよくって まともに見れなかった。
店長は爽やかで普通にかっこいい
ワックスでたてた髪もいい感じに
似合っていた。
目もぱっちりで笑ったらえくぼが
出来る。
そんな店長が大好きだし、
何より理解してくれてる店長が
大好きだったりする。
私は言いたかった。
"好き"って言葉をどうしても。
今 言うべきな気がして
私は口を開いた。