夏の空~彼の背中を追い掛けて~
着替えと昼食を済ませると、私達はショッピングセンターへ赴き、ゲームコーナーでプリクラを撮ったり公園まで散歩したり。
いつになく楽しい休日を過ごした。
夜は地元の温泉センターでのんびり長湯をし、帰宅後はビデオ鑑賞とお喋り。
修学旅行を思い出す様なワクワク感が、眠る事を忘れさせる。
だけど日付はとっくに変わり、後数時間もすれば朝陽が登る。
「紀香、もう寝よっか…」
「うん、そうだね…」
電気を消して布団に横になると、私は直ぐに夢の中へと落ちた。
ん、今何時?
ボンヤリと目を開け、私は壁掛け時計に視線を向ける。
あ゛っ……もうお昼!?
私は慌てながらも、紀香を起こさない様にコソコソと着替えを始めたが、人の動く気配を感じてか、結局起こす形となってしまった。