夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「ごめん!起こしちゃった!?」
「んっ?……大丈夫」
まだ寝足りないと言った感じに瞼を擦り、紀香はゆっくり体を起こす。
「もうこんな時間なんだ…着替えなきゃ…」
『ちゃんと起きてる?』と問いたくなる位、紀香はボンヤリしていた。
「紀香、まだ眠たいんだったら、2度寝でも3度寝でもして良いよ?」
「ん……」
眠気に誘われる様に紀香は座ったまま目を閉じたが、数秒後には瞼を確り開けこう言った。
「良し!もう目覚めた!!」
髪には寝癖が付いているけど、目はパッチリ開いてる。
大丈夫そうだね。
私達は朝食兼昼食を済ませ、夕方前に紀香を家へと送り届けた。