夏の空~彼の背中を追い掛けて~


「俊ちゃん!?こんな所で何してるの?」



えっ!?俊ちゃん!?



何処?



諦めようとしていた心が、その姿を必死に探す。



「俺は先輩の家に行ってる所」



声がした道路の向かい側に視線を移すと、鞄を片手に歩みを止めた俊ちゃんの姿があった。



うわっ!!本物だ!



やっぱり格好良い~♪



久々に会えた喜びで、心が跳び跳ねる。



やっぱり、今の状態で諦めるなんて無理。



ハッキリ終わりを告げてもらわないと、また抱いて貰えるかもと、淡い期待さえ抱いてしまう。



今のままだと立ち止まったまま、前へ進む事も出来ない。



俊ちゃんは、どうしたいと思っているんだろう。



このまま終わりにしたい?



それとも、セフレとして続けてくれる?



教えて……俊ちゃん。





< 172 / 354 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop