夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「俊ちゃん!?こんな所で何してるの?」
えっ!?俊ちゃん!?
何処?
諦めようとしていた心が、その姿を必死に探す。
「俺は先輩の家に行ってる所」
声がした道路の向かい側に視線を移すと、鞄を片手に歩みを止めた俊ちゃんの姿があった。
うわっ!!本物だ!
やっぱり格好良い~♪
久々に会えた喜びで、心が跳び跳ねる。
やっぱり、今の状態で諦めるなんて無理。
ハッキリ終わりを告げてもらわないと、また抱いて貰えるかもと、淡い期待さえ抱いてしまう。
今のままだと立ち止まったまま、前へ進む事も出来ない。
俊ちゃんは、どうしたいと思っているんだろう。
このまま終わりにしたい?
それとも、セフレとして続けてくれる?
教えて……俊ちゃん。