夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「あっ、やっぱり…孝道の奴ノンちゃんちに居た…」
俊ちゃんって孝道君と仲が良いんだね♪
そう言えば、ここの地区の人達は殆どが親戚の集まりで、皆仲良しだと紀香が言っていた。
小さい頃から、何をするにも皆一緒。
そして子供達は誰もが幼なじみで、大人になってもその関係は続いてく。
何だか凄い!
繋がってるって感じがする。
「真弥、ノンちゃんちの電話番号知ってる?」
「うん!○○ー××××だよ」
紀香と出会ってから、何度この番号に電話しただろう…。
悲しい時・寂しい時・嬉しい時・楽しい時。
いっつも話を聞いて貰ってる。
大人になっても、私はこの番号を覚えているのだろうか…。
ぼんやりとそんな事を思っていると、不意に俊ちゃんの低い声が耳に届く。