夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「家の人に何か言われた?」
隣に座る俊ちゃんは、再びタバコに火を着ける。
私って、そんなに凹んだ顔してるのかな?
「今日、紀香の家にお泊まり出来なくなっちゃった…。急遽、明日バイトに行く事になったの」
「そうなんだ…仕方ないさ。またいつか、ノンちゃんちに泊まりに来れば良いじゃん!」
「う…ん…」
確かに、今日だけしかお泊まり出来ない訳じゃない。
バイトも今月いっぱいで辞めるし、紀香と私に予定が入らなければお泊まりはいつでも可能。
何も落ち込む事なんてないんだよね。
「俺…今日は真弥とH出来て良かった。またしたいから、早いうちに泊まりに来てよ」
私も俊ちゃんに会いたいし、Hもしたい。
「うん♪なるべく間を空けないで来るね」
「ん…待ってる」
タバコを消した俊ちゃんの顔がゆっくり近付き、唇が重なる。
Chu! Chu!
そっと重なったキスは少しずつ深さを増し、私はその場に押し倒された。