夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「私さ既にセフレが数人居るしこれ以上は無理!!真弥、彼氏募集中だし陽人なんてど?」
え゙ーーーっ!?
いきなり『ど?』って聞かれても、セフレでしょ!?
好きでもない人とHなんて出来ないよ!!
「確かに彼氏は募集してるけど、セフレはちょっと…」
断る一方で、もう1人の私が心の中で呟く。
『皆セフレが居て当たり前の時代だよ?1人位良いんじゃない?』
『全く知らないオヤジ相手って訳じゃないから、OKすれば?』
『このまま、1人の男しか知らなくて良いの?』
『何事も経験!!』
「やっぱり…会うだけなら…良いかも…」
迷いの心が声になって出る。
「分かった。今度、陽人に会ったら伝えとく♪」
楽しい様な嬉しい様な口振りで、電話が切られた。
えっ!?ちょっと、亜紀!?
伝えるのは良いけど、会うだけだからね!?
私、まだHするって決めた訳じゃないからね!?