夏の空~彼の背中を追い掛けて~


「…お前も来る?部屋貸すよ?…」



この言葉で電話の相手と、話の内容が大体分かった。



電話の主は孝道君で、誰かに私が来てる事を聞き掛けて来た。



『部屋を貸す』それはつまり、孝道君と私がHをすると言う事。



確かに私と俊ちゃんはセフレで、最初は『どっちもOK』と言った。



結局は孝道君が身を引いたので、俊ちゃんとそうなった。



だからと言って今更、孝道君とはしたくない。



私は俊ちゃんに一目惚れして以来、全ての男と縁を切った。



自己満足と言われればそれまでだけど、誰かが心を支配している間は、絶対に男遊びはしない。



合コンも電話もベルも一切しない。



どれだけ本気で好きなのかを伝えるには、そうすべきだと思うから。





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