夏の空~彼の背中を追い掛けて~
そっか…俊ちゃんが言う様に、私泣いてたんだ…。
何やってんだろう。
初めから俊ちゃんは割り切ってたんだ!
心が無い事も、振り向いて貰えない事も分かってた事。
本気になった自分がいけない!
泣くな!!
悪いのは自分!
かけれは罰だと思って、孝道君の件は受け入れなさい!!
無理矢理自分を納得させ、俊ちゃんに向き直った。
「ごめん、何でもないから」
心配させない様に、これ以上詮索されない様に、私は明るく振る舞った。
だけど、俊ちゃんは不機嫌そうな顔を見せ、ベッドへ仰向けに倒れ込む。
何か怒ってる?
このまま何にもしないで帰る!なんて事にはならないよね?
急に不安になった私は、俊ちゃんの上に股がり、少し見下ろした。