もらう愛=捧げる愛
「昨日みたいなプレイがご希望か?」


「違うの!お願い!お願いだからこれっきりにしてッ」


「ククッ…。初音はイケナイ子だなぁ?昨日あれだけ痛めつけたのに、まだわかんねーの?オレはいいんだぜ?この体中の痣見る度、ゾクゾクするよなぁ?」


「…ッ…!」


体に走る鋭い痛み。


多田さんは血が滲む程強く体中に噛みつく。


増えていく噛み痕、増していく恐怖。


それでもあたしはひるまなかった。


「お願いです!別れて!別れて…!」


「ククッ…。オレには“もっとシテ”って聞こえるけど?」


「…ッ…!イタイ…!」


「だろ?痛いよなぁ?今なら許してやってもいいんだぜ?ホラ、許して下さいって足開けよッ!!」


「イヤ…!」
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