愛する人。





 3階に着いたけどまだ早い時間だからか、見舞い客が残っていてロビーは人でいっぱいだ。


 俺はロビーの手前にある硝子扉を開けて、中庭になってる外へ出た。





「裕太にぃ、まだかな……」



 時計を見ると15時過ぎ。


 土曜日の今日この時間は、いつもは塾の時間だ。

 けど、今日は先生達の勉強会の為、珍しく休みになったから比較的早く来れた。





 俺が一回家に帰ろうかと考えながら中庭を進んでいくと……


 そこには、見覚えある人がいた。




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