恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
「わっ!!」
珠莉のところまで行き、イライラしながら珠莉の腰に手を回し、お袋達から引き離した。
「お前ら……
いい加減にしろ………
勝手に触んじゃねぇ!」
珠莉を返せと言うお袋と理恵。
返すわけねぇだろ。
「んなことしたら、お前らまた触んだろうが!」
「なぁに?翡翠。
ヤキモチ?
自分は触ったことないからって」
「………んなわけ……ねぇだろ!」
図星を付かれて少し間が空いた。
俺はそのまま珠莉を横に抱いて、まだ騒いでる二人を残し、デスクの方に戻り座った。
また珠莉を膝の上に乗せて。
「大丈夫か?」
「大丈夫だけど………
翡翠もやっぱり触りたいの?」
触りたいに決まってる。
「そ、そんなわけねぇ」
だけど、"触りてぇ"とか言えねぇ。