恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
それから親父が現れて、お袋と仲直りして、抱き合ってキスした。
こんなところでキスするなよ………
呆れる………
というか、親のそんなの見たくねぇ。キモい。
「おい、終わったんなら、さっさと帰れ。
仕事の邪魔だ」
すっかり二人の世界に入ってしまってる両親に言った。
「おぉ、翡翠。
居たのか。久しぶりだなー」
「居たのか……って、ここは俺の仕事場だ。
いて当たり前だろ」
「はははっすまない。
そうだったな。
ところで、その娘は誰だ?」
親父が言うと珠莉は俺の膝上から降りて、親父のところへ行き、挨拶をした。
親父は新しい秘書と思ったらしい。
俺も近づいてお袋と二人で彼女って事をを説明した。
すると、驚く親父。
「そうか……翡翠にやっと……
しかもこんな可愛い娘……」
「翡翠、どうしよう!
こんなかっこいい人に可愛いって言われた!」
喜ぶのはいいが……
「親父にかっこいいとか言ってんじゃねぇよ」
俺には言わないくせに………