雨宿り



「うん」

お互い顔も見ず海へ

コイツ…泳ぎも上手い。

な、なんやねん。

頭ええ、顔ええ、背も高い。

おまけに運動神経もあるって!

完璧すぎるやん。

なんか…なんかやな。

「委員長、どおしたん?」

「へっ」

気が付くと私の横に顔を出していた。

「な、何でもない。泳ぐわ」

泳ぐってプールで25㍍しか泳げへ んから海では、ちょっとやばいんやけど…

まぁ、浮いとこ。

波間をぷかぷか浮かんでアイツが綺麗なクロールで泳いでるのを見てる。

と、

周りにいる女の子達が

「あの子、カッコイイやん」

とか

「わーイケメンや」

とか

何か…腹立つ。

浜辺に向かって泳ぎ海から上がった。



< 36 / 225 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop