僕の大切な人
自分の家に帰るのに
何故か僕の足取りは重い…
拓海の言うように、最近一緒にいる
時間が減ってるのは確かなんだよね
拓海の仕事が、忙しくなってるから
なんだけど、それもしかたない
忙しいのは、拓海が副社長としての
準備をしてるんだからね
少し前の僕はその事も知らなかった
単純に仕事が忙しいと思ってたんだ
でも、今は違う拓海は2,3年後には
副社長として、責任のある仕事に就く
注目される人になるんだ
その事もあって、僕の事は認められない
そう言われたんだ、何となく分かってた
拓海のお家は、お金持ちじゃないかって
でも僕は、聞かなかった…聞けなかった
僕の家の前に人がいる
僕の知り合いではなさそう…
あんな綺麗な女の人の知り合いはいないし