僕の大切な人
「冬華」
「何?」
「まぁ…その…な…」
「蓮君が、向こうに行ってから
まだ、3日目だっていうのに
もう寂しんでしょ」
「…そっそんなことあるか」
「どもってるけど」
「…あぁ分かったよ
冬華の言うとおり蓮のヤツがいないと
寂しいもんだな、俺が話を持ちかけたのにな
自分がこんな気持ちになるなんてな」
「それだけ、私達にとって大切な子ってことでしょ」
「そうだな」
「でも、楽しみよね
2年で蓮君がどれくらい成長するか」
「あぁ」
「話、変わるけど最近の私達って
開店時間ギリギリに家出てる気がするんだけど」
「昔に戻ったみたいだよな」
「そう言えば、蓮君が来る前は
開店時間が曖昧だったんだっけ」
「そうだよ、俺達しかいないから
そこんとこはルーズだった
でも、蓮が来るようになってからは
開店時間に、店開けるようになったんだ」
「そうよね、これも蓮君の影響かしら」
「多分な」