僕の大切な人



俺と冬華は目を合わせ、瞬時に理解した
蓮は、今目の前にいるこの男に何も言わず
イギリス行を決断した。

「(冬華!!)」

「(蓮君、彼と話して出した結論って
 言ってたけど、あれは嘘)」

「(そういうことだな)」

「桐嶋君は、休みなんですか?」

「あぁ…まぁ…その…な…」

「すみませんけど、後ろにある椅子に
座って待っててもらってもいいですか」

「…はい」

「(瑠依、どうする)」

「(黙っててもしょがないだろ)」

「(それはそうだけど)」

「(蓮は休みだって言ったら家行くだろ)」

「(そうね…またここ来ることになるね)」

「(そういうこった、だけど蓮の嘘を
 見抜けなかったなんてな)」

「(それだけ必死だったって事でしょ)」

「(冬華、早いけど休憩の札出してこい)」

「(了解)」


冬華の後ろ姿見ながら、如月の坊ちゃんに
どう話しを切り出したらいいかを考えてたら
冬華が戻ってきていた。



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