僕の大切な人




「教えたら、拓海は連絡取るだろ
そしたら、苦渋の選択をした
蓮にとってよくねぇ
今回の件は、デザインの勉強をすることと
蓮自身の心と向き合うために行ったんだ」

「拓海君も、この2年を家族の説得と仕事
そして、自分の心と向き合う時間にしたらいい」

「2年後、蓮が帰ってきたときに
嬉しい報告ができたら…
2人にとって離れてた時間が
無駄じゃなかったって事になる
そうなるかならないかは拓海の頑張り次第」

「そうね…」

「蓮は大丈夫だ、何せアイツの話を聞くだろ
2年もあの家族と一緒に過ごすんだ」

「そうよね」

「あの…」

「拓海君、ごめんなさいね」

「いいえ」

「拓海が、如月の坊ちゃんなのは知ってる
だから言う、蓮の居場所を突き止めようとすんな
蓮が1人で悩みぬいた結果、選択したことを
後悔させるような真似だけはすんなよ」

「・・・」

「瑠依…」




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