僕の大切な人
俺は、がむしゃらに仕事に打ち込んだ
家に帰りたくない俺は実家に来た。
「拓海、どうした?」
「・・・」
「拓海」
「拓海さん」
「今日、蓮の務めている店に行ったんだ」
「それで?」
「蓮はいなかった、だからオーナーに聞いた
蓮は休みなのかって、そしたら蓮から
何も聞いてないのかって言われて…」
「彼、どうかなさったの?」
「蓮は、俺に黙っていなくなった」
「・・・っ!!」
「オーナーにどこにいるのか聞いてみた…
教えてもらえなかった」
「帰ってこない訳じゃないんだろ?」
「あぁ、でも2年は帰ってこないって言われた」
「…拓海は、彼と一度も連絡取ってないんだろ」
「ない」
「最近は自分の家には帰ってない」
「あぁ」
「一度帰ってみたらどうだ、もしかしたら
彼から何らかの伝言があるかもしれないぞ」
「・・・」
「拓海さん清人さんの言うとおりですよ
一度帰って確認してみなさい
きっとあるはずよ」
「…分かった」