衝き破れ！演劇部2011

｢おっ待たせ～、じゃあ行こうよ恵里菜。｣
｢で、どうだったの遥かちゃん。｣
｢ん～、ちょいと難いだろうけど応援するぜ。だってさ。あと、支援も思いっきりやるぜベイベーとも言ってたよん。｣
｢え？良かったじゃん！遥ちゃん確かアーティストになるのが夢なんだよね？｣
｢そうなんだぁ～、私さ！バイト感覚でアーティストやってきたけど卒業したら本格的にアーティストやるって決めてるんだ！｣
遥ちゃんの夢、叶うといいな。―！！さっき遥ちゃんの背中に化神がいたように見えた！
エリー！
私も見た。あれは化神！
でも何で遥ちゃんの背中に？
ビュオォーッ
！
｢無駄アッ！｣
ドゴォッ
｢へぇ～、さっきのに気付いたんだ。さすが夢喰エリー！｣
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
この独特の感じ、まさしく化神！！
｢自己紹介がまだよねぇ、私（いんまいすぺえす）。死んでもらおうかな。｣
ビュオッ
｢ちょ！何あれ！！｣
｢あれは化身となった精神！極限まで高まった人間の気が具現化したもの！力（パワー）ある像（ヴィジョン）！つまり化神！オオオオオオオッ！無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄！！｣
ムダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
｢無駄ァッ！！｣
ムッダァーッ
｢ヘェ～、最強の化神使いの最強の化神ってどんなのか気になったけどこんなもん？無駄無駄叫びながらラッシュるだけじゃん。でも、簡単には壊れないでね｣
ドゴォ
｢ウッ！こ、これは！？｣
これはダメージフィードバック！あの化神にはオーバーキルを使わないダメージフィードバックアビリティが！？
｢ピンポーン♪正解のご褒美に！｣
ドゴォ
｢グッ！｣
｢アッハハァーッ♪｣
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
｢せぇーの！｣
ドガァーン
｢ウワーッ！！｣
つ、強い！私が、銀河創世讃歌がこんなにもなす術なくやられるなんて！だが！
｢負けるかぁーッ！｣
ブンッ
｢無駄だよ無駄！｣
ヴィシィッ
ウッ！
｢え、恵里菜・・・！｣
｢よぉ～よぉ～、目も当てらんねぇなぁ。夢喰エリー。｣