憧れの彼と恋する方法

もしかしたら私の事を…

なんて馬鹿みたいな考え。

自分が恥ずかしい。


最初から分かってたはずでしょ?

私なんか無理だって…。


21歳の竜司くんに、20歳の沙羅ちゃん。

どう考えても、そっちの方が自然だよね。


今日で6歳年上になった私なんかじゃ、やっぱり釣り合わない。


当然の結果だよ。

やっぱり、好きになる事自体間違ってたんだ。


あんな竜司君の顔、見たくなかった。

隣に居るのに、まるでずっとずっと遠くにいるかのような…そんな表情。


こんな気持ちになるなら、初からこんな世界……



自分の服をキュッと握り締める。


絶対に、泣いちゃダメだ。

どうって事ないよ。

どうって事、ない…。


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