憧れの彼と恋する方法

「ささ、乾杯しようぜ」


海人君が皆にグラスを持たせ、食事会が始まった。


海人くんは相変わらずお喋りで、それに負けないくらい舞美もよく喋るから、ほぼ2人の会話で盛り上がっている。


「っていうか、今大人気のアイドル2人がこんな所で飲んでていいの?」

「大丈夫。大人気アイドルだからこそ、ちゃんとマネージャーに言ってきたし」

「あらら、自分で大人気とか言っちゃったよ」

「事実ですから」


2人の会話を聞きながらも、私は隣にいる竜司君の事が気になって仕方がなかった。


今何処を見てるんだろう。


今誰の事を考えているんだろう。



「♪~~♪~~♪~~」


その時、携帯の着信だろうか今流行の曲が微かに流れているのが聞こえた。

< 202 / 244 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop