憧れの彼と恋する方法
「ささ、乾杯しようぜ」
海人君が皆にグラスを持たせ、食事会が始まった。
海人くんは相変わらずお喋りで、それに負けないくらい舞美もよく喋るから、ほぼ2人の会話で盛り上がっている。
「っていうか、今大人気のアイドル2人がこんな所で飲んでていいの?」
「大丈夫。大人気アイドルだからこそ、ちゃんとマネージャーに言ってきたし」
「あらら、自分で大人気とか言っちゃったよ」
「事実ですから」
2人の会話を聞きながらも、私は隣にいる竜司君の事が気になって仕方がなかった。
今何処を見てるんだろう。
今誰の事を考えているんだろう。
「♪~~♪~~♪~~」
その時、携帯の着信だろうか今流行の曲が微かに流れているのが聞こえた。