首(外道×貴族)【BL】
「唇奪われたぜ・・・」
「・・・そ・・・それは大変だな!」
憔悴した表情で転がっているキケロを、守るよう跨いで、
男はゴドーをまだ観察している。
「あ、どっかで見たと思ったらおまえ、
ルカの友達か!ていうか弟の先輩?」
ぱっ、と切り替えられた雰囲気。
人懐こそうな笑みが向けられる。
「ゴドー君だっけ」
「・・・はい」
「はじめましてはじめまして!俺はサリト・シュトール!
大学部1年のちょっと面倒見の良いお兄さんでーす。
そこに居るリオネ・シュトールとは兄弟とかやってます。
いつも弟がお世話になって~」
「・・・」
「あの、何か御見苦しい場面ですけどね、こう見えて普通にまともなんですよ、
現役過ぎたしね、時々手を貸す程度にこう・・・いつも暴れてるとか、
そういうわけじゃないんで、あ、弟のほうには一切影響とか、
いかないよう気をつけてるんでどうか弟とこれからもよろしくね!!」
見回せば、倒れている人の波、いかにもな風貌の集団が呻いている。
これが俗にいる襲撃事件らしい。サリト・シュトールの焦りは恐らく、
自分の弟であるリオネへ向けられる、ゴドーの目が変わること。
「良いお兄さんじゃねーか」
素敵な気遣いのように感じられ、ゴドーは笑顔になる。
「ぜんぜん良くねぇっすよ!!・・・大体!
兄貴大学では真面目になるって言ったじゃん!
これどう見たって兄貴の仕業だろ?!
ていうか何その髪、寝起きじゃん!!」
「うん・・・でも、だって、コイツが早起きして・・・、
っていうか、この集団はコイツがヤっただけで、
俺はむしろコイツの暴走を止めた的なね?」
「暴走だぁ?!ふざけんなよ!てめぇがこいつら差し向けたんだろうが?!」
「わ!しー!シー!!!」
「兄貴!!」
「はい!!」
「兄貴の立場は俺もよくわかってるよ!でももう兄貴、大学生なんだよ?!
そろそろ・・・もっと、真剣に将来のこととか考えなきゃ駄目だよ!!
わかってる?!前科ってただでさえマイナスなものがあって、それを・・・」
「はいはいハイハイハイはい!わかってる」
「ハイは一回!」
「はぁーい!!」
「・・・そ・・・それは大変だな!」
憔悴した表情で転がっているキケロを、守るよう跨いで、
男はゴドーをまだ観察している。
「あ、どっかで見たと思ったらおまえ、
ルカの友達か!ていうか弟の先輩?」
ぱっ、と切り替えられた雰囲気。
人懐こそうな笑みが向けられる。
「ゴドー君だっけ」
「・・・はい」
「はじめましてはじめまして!俺はサリト・シュトール!
大学部1年のちょっと面倒見の良いお兄さんでーす。
そこに居るリオネ・シュトールとは兄弟とかやってます。
いつも弟がお世話になって~」
「・・・」
「あの、何か御見苦しい場面ですけどね、こう見えて普通にまともなんですよ、
現役過ぎたしね、時々手を貸す程度にこう・・・いつも暴れてるとか、
そういうわけじゃないんで、あ、弟のほうには一切影響とか、
いかないよう気をつけてるんでどうか弟とこれからもよろしくね!!」
見回せば、倒れている人の波、いかにもな風貌の集団が呻いている。
これが俗にいる襲撃事件らしい。サリト・シュトールの焦りは恐らく、
自分の弟であるリオネへ向けられる、ゴドーの目が変わること。
「良いお兄さんじゃねーか」
素敵な気遣いのように感じられ、ゴドーは笑顔になる。
「ぜんぜん良くねぇっすよ!!・・・大体!
兄貴大学では真面目になるって言ったじゃん!
これどう見たって兄貴の仕業だろ?!
ていうか何その髪、寝起きじゃん!!」
「うん・・・でも、だって、コイツが早起きして・・・、
っていうか、この集団はコイツがヤっただけで、
俺はむしろコイツの暴走を止めた的なね?」
「暴走だぁ?!ふざけんなよ!てめぇがこいつら差し向けたんだろうが?!」
「わ!しー!シー!!!」
「兄貴!!」
「はい!!」
「兄貴の立場は俺もよくわかってるよ!でももう兄貴、大学生なんだよ?!
そろそろ・・・もっと、真剣に将来のこととか考えなきゃ駄目だよ!!
わかってる?!前科ってただでさえマイナスなものがあって、それを・・・」
「はいはいハイハイハイはい!わかってる」
「ハイは一回!」
「はぁーい!!」