あんなやつ大嫌い
そのあとの練習で小鳥が絶好調だった事と、サブチームがぼろ負けした事は言うまでもない。

「いやぁ、久しぶりにスッキリしたね♪」

帰りに寄ったコンビニでアイスを買って、三人は公園のベンチに座っていた。

「「相手が可哀想だった。」」

レギュラーであるAチームとサブのBチームはそれほど差があるわけではないが、小鳥と悠里が本気になるとかなりの差が出てしまう。

小鳥は楽しそうに笑い、美魅と璃里は呆れたような楽しそうな微笑みを浮かべた。

「「ところで…」」

「小鳥ちゃん、進路決めたの?」

「進路決めたの、小鳥ちゃん?」

不意に美魅と璃里に見つめられ、小鳥はアイスを落としそうになった。

「えっ、何急に!?」

「「そろそろ、本気で心配。」」

「だ、大丈夫だよ!
まだ大丈夫だよ!!」

小鳥は慌てて言うと、アイスを一気に食べて立ち上がった。

「またまだ余裕よ♪」

仁王立ちしながら苦笑いを浮かべる小鳥に、美魅と璃里はため息をついた。

「何が余裕なんだ?」

困ったような声が聞こえてきて、小鳥と美魅と璃里は公園の入り口を見つめた。
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