あんなやつ大嫌い
だが相手も必死でボールに食らいついてくるから、再び一点を争う攻防戦になった。

点を取っては取られ、取られては取るの繰り返しで緊迫した延長の末、ついに三鐘学園が20-19のマッチポイントを迎えた。

前には背の高い三人、後ろはリベロと小鳥、サーブは悠里と三鐘にとって絶好のポジション。

歓声がより大きくなり、心臓がドキドキと早鐘を打っている。

「「そーれ!」」

悠里のサーブに合わせて、会場全員が声を出した。

エースを狙って打ったボールは、エースを乱したもののボールはきっちりセッターに戻り、三鐘学園に強烈なアタックが返ってきた。

だが、三鐘のリベロだって負けてない。

何とかレシーブしてボールを上げた、そこに悠かが走り込んみながらの体勢のまま小鳥に向かってトスを上げた。

「小鳥ー!!」

「姉様!!」

「いっけー!!」

会場には様々な叫びが響いた。
< 138 / 203 >

この作品をシェア

pagetop