あんなやつ大嫌い
「皆が内緒で用意してくれてたみたい♪
私もビックリしたよ。」

楽しそうに笑いながら悠里が言った。

「そうなんだ…
ありがたいねぇ♪」

「勝ったら祝勝会。」

「負けたら残念会。」

「「2年の皆が提案してくれた。」」

美魅と璃里はそう言うとニヤリと笑った。

「どっちにしてもやるつもりだったんだ?」

小鳥の苦笑いは盛り上がった皆には通じずに、皆の手にジュースが入った紙コップが配られた。

「姉様は椅子にどうぞ♪」

「姉様、大丈夫ですか?」

小鳥の周りを後輩たちが取り囲み、強制的に椅子に座らされた。

「全員紙コップ持ってますかー?」

2年の学年部長が高らかに叫ぶと、明るい返事が返ってきた。
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