ありえねえって[完]
相馬 櫂斗-2-




――――


目が覚めてもまだ薄暗い外は、どこか淋しげな表情をしている。

それが冬の良いところだと俺は思う。




俺は黒い布団から体を起こす。






………今日も1日が始まる。




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