お兄さんと【完】
それからは今日の学校の出来事とか3人でいろんな話をした。


長居するつもりはなかったのに、だいぶ時間が過ぎていた。


「なんかさ、雨降ってきたっぽいよ。2人とも傘持ってる?」


かずちゃんがベッドの上から窓にかかっていたカーテンをペラリとめくった。


外はもう暗い上に、本当に雨が降っている。


「マジ?傘なんて持ってきてないよ。今日予報では降水確率20%って言ってたのにー。」


ぼやくこっちゃんに激しく同感。


私も傘なんて持ってないし。


あーあ、って思ったときに窓の外が光った。
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