お兄さんと【完】
こっちゃんはまだしも、私の家はここから4駅となり。


この悪天候の中、そこまでわざわざ送ってもらうのは悪い気がするよ。


迎えにきてくれないかと私は自分の兄にメールを入れた。


一応私にも2つ上の兄がいる。


かずちゃんのお兄さんとは正反対で、すごくムカつく兄だけどね。


まぁ、こういうときは役に立つ。


私がいそいそとメールを打ってる間に、こっちゃんは帰り支度を済ませて、かずちゃんもお兄さんに私たちを家まで送って行くように話をつけていた。


「お兄ちゃん、玄関前に車出してくれるって。」


「おぅ!サンキュー。」


かずちゃんの言葉でこっちゃんは帰る気満々。


おまけにクッキーまで紙袋に詰めて持って行くつもりみたい。

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