お兄さんと【完】

秀くんに投げかけられた質問にも曇った表情のままただ立っている製菓女子大学の2人。


「はぁー。子供じゃないんだからさぁ、黙ってちゃなんもわかんないんだけど!」


苛立ったこっちゃんが言葉をあげる。


その様子を見てまあまあと煽てる秀くん。


「そーいえばさ。2人は星のファンクラブメンバーだよね?」


星くんのファンクラブ...?


えっ


そんなのがあるの??


「星に彼女が出来てそんなにも羨ましかったの?」


か、彼女っ!


こんな状況でさえ、星くんの彼女だって聞いててただ一人恥ずかしくなる私。


「星の幸せを願おうとか考えないの?結果的に星が嫌な思いすることになるって考えなかったの?」


秀くんの真面目な話ぶりに一気に緊張が走る。
< 332 / 374 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop