紺色夜話
「あ、今度は俺だろ」




「俺だっ」




勝平と真治がまた揉めだして、志郎は苦笑いです。




「銀子さんモテ期だね~」




「えぇっ、モテ期!? これが噂の?
 そう言われれば複数の人からこんな事……幼稚園以来……」




「……幼稚園」




“かなり間があいてるな”と志郎は思いましたが、真治のような失敗はしません。




「モテ期……。
 都市伝説か、何かの妄想だと思ってた……」




銀子のつぶやきを聞いたのは志郎だけでした。




そして結局、勝平と拓郎と真治の三人で賑やかに銀子を送って行ったのでした。
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