10センチメートル☆ロマンス




「……蒼くん…好き。

 ――――大好きっ!」




 ………ああ。言っちゃったよ。私。




『………』



 ……ほら。ドン引きされてるじゃん。


 涙を浮かべながら、呼びかけようとしたら…


「蒼く『…そんなの、知ってるし』



 もう……幸せ過ぎて、鼻水まで出てきた。










『……明日も早いでしょ? もう切るね』

「えっ? もう?!」



 まだ全然足りないよっ





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