10センチメートル☆ロマンス




「……蒼く「そんなに、俺が好きなんだ?」



 ―――わざとだろうか…。




「へ…っ?」


「すがるほど、俺が好きなんだ?」



 ……これは。 絶対わざとだよね?



「あ、の」

「……言って。俺が好きだって」



 ………彼は、小学生、ですよ、ね?




「ほら、早く言わないと……」



 私の耳元で囁くように。

 軽く、息を吹きかけるように。



 耳に唇を当てながら、低く囁く蒼くんに……私は変な声が出そうになる。




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