10センチメートル☆ロマンス




「バカよね〜。

 葵ちゃんは蒼一郎のガールフレンドだったのに」


「なっ ええぇ!
 いや、そんなっ ガールフレンドなんてっ」



 ママさんの言葉に真っ赤になりながらアタフタしてると。


 不意に、蒼くんの視線を感じた。




「……まんざらでもなかったんじゃない?

 父さん見て顔赤くしてたし」



 しれっと意地悪な事を言う蒼くん。



「それは…っ」

「胸キュンだ〜って思ってただろ?」

「―――っ ひっ人の心を読まないでよっ」

「そっちが顔に出すからだろ!」

「あらあら、まぁまぁ〜」

「「!?」」



 ママさんがニヤニヤしながら私たちを見る。



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