10センチメートル☆ロマンス




「はい、続けて続けて〜♪

 私はあおい君の書斎にお茶届けてくるわ」



 手を振りながら席を立っていったママさん。

 リビングには、私と蒼くんだけになってしまった。



 ……二人だと、気まずい。



 この空気が苦しくてっ!



「……私は、ただ……

 蒼くんの未来予想図がパパさんなんだと思ったら……ドキドキしちゃっただけ、だもん」



 俯いて手をイジイジしながら言う私は、蒼くんの顔を見れないチキンな訳で……。


 だから…っ

 この空気が嫌なんだってばっ!?




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