10センチメートル☆ロマンス




「――…ご、めん」



 え……?



 蒼くんの言葉に反応して、蒼くんの顔を見てしまった。


 蒼くんは困ったような、複雑な顔をしてる。




「俺の、勝手な感情だったんだ」



 蒼くんの話が見えなくて、顔を傾げながら聞き返すと、


「この間の……途中で、帰ったやつ…」


 顔を逸らしながら手を口に当てて、話を続ける。



「葵さんの学校の人が来て、仲良く話してる姿を見て……何だか無性にイラついて……

 ――当たっただけなんだ」



 え……っ


 それってそれってっ!




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