【完】想うのはこれから先も君ひとり
「もし、愛花がお前を好きで付き合い始めたとしたら…。今、以上に明るくなるかも知れない。でも…」


丈瑠さんは途中で言葉に詰まった


「でも、愛花は“もし、好きで付き合い始めたとしてもお前との関係が崩れるんじゃないか”って怖がってる」


関係なんて崩れないのに…


「俺と瑠夏は何回も別れて瑠夏に悲しい思いをさせた。愛花はそれを知ってるから…」


“愛花には瑠夏みたいな悲しい思いをさせたくない”


と丈瑠さんは呟いていた


「愛花ってなんで友達作らないんですかね?」


「それは簡単さ。瑠夏と一緒で“ありのままの自分”を出せないから」


愛花って笑えば可愛いのに…


「多分、甘えたくても甘えられないんだよ。この前も瑠夏にしがみついて泣いてたし」


俺、どうすれば愛花の役に立てるかな?
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