【完】想うのはこれから先も君ひとり
読み終えた時、嬉しくて涙が止まらなかった


優斗からのサプライズ


嫌なわけないじゃん


……嬉しい


優斗の本音が聞けた気がして…


「杏莉…?」


不安そうな顔をした優斗が入ってきた


「優斗、ズルいよ…サプライズなんて。」


多分、あたしの顔は涙でぐちゃぐちゃだ


「ごめんな…?こうするしか思い付かなかったんだ」


不器用な優斗のさり気ない優しさ


こんな優しい彼氏を持ち想われてるなんてあたしは幸せものだね…。


「喜んでくれた?」


あたしは声にならなくてただ頷いただけだった


「良かった…。失敗したらどうしようって思った」


あたしを優しく抱きしめて安堵の声を漏らした


優斗だって不安だったんだね


……ありがと。


あたしはしばらく優斗に抱きしめられたままだった
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