桜吹雪*゚。新撰組乱。*゚【壱】
「ごめんなさいっ玖桜っ玖桜…………」
「ま、お…謝らないで…ほしいなぁ…
俺が舞桜、を守りたかった…だけだ、ぞ?自分を………攻めないで、よ…
俺、なぁ…舞桜に言ってないこと…
あるんだ…」
「玖桜…なに?」
「父さ、んは…父さんは、なぁ…」
「うん、うん…」
玖桜は私の頭を優しく撫でながら虚ろな目で私に語りかける
「俺、が殺した…んじゃなく…て…
母、さんが…………殺した、んだよ…」