スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間
空白の時間
あれから3ヶ月…


連絡先の交換


メルアドも知っている…


でも晴香は、憲吾に連絡を入れなかった。


あの日帰って、スヤスヤと眠っている世利の顔を見たら、気持ちが母親に戻る…


部屋の様子を見ると、少しグズって大変だったのだろうか~


普段几帳面な夫が、哺乳瓶も水につけず…


食べた食器もそのままで、ソファーに眠っている。


世利の母親という感情で憲吾との密会に、胸が少し痛む…


触れられた胸が世利のためにあるもので、それを憲吾に許してしまった事に、自分を少し責めていた。
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